1月14日、15日の二日間、東日本大震災による津波で被災した岩手県陸前高田市と宮城県気仙沼市の仮設住宅で炊き出しによるボランティア活動を行いました。陸前高田市は大船渡線、気仙沼市は気仙沼線が被災し、鉄道の復旧に向けた地域の方との連帯を創りだすために、これまでもボランティア活動を取り組んできました。更に今回は一関支部「旅のプレゼント」の行き先地として地元の方にご協力いただいたことへのお礼をさせていただきたいという想いから開催に至りました。
二日間で地本内から100名を越える仲間の参加により、八戸の「せんべい汁」などを振る舞い、住民の方から感謝のお言葉をいただきました。住民の方からは「鉄道が無くなり通学や通院が大変」「早期の復旧を望んでいます」などの声が寄せられ、元本吉町長(現在の気仙沼市)からは「先達がやっとの思いで開通させた気仙沼線を復旧させるために地域からも頑張ります」と連帯の言葉をいただきました。これからもボランティア活動などを通じて、住民の方との絆を深め、鉄道の復旧を目指して取り組んでいきます。