5月21日 甲府市「甲府市中央公民館」
5月21日、「『冤罪・浦和電車区事件』控訴審勝利!5・21山梨県集会」が開催されました。
主催者を代表して実行委員長の立川善之助さん(山梨県平和センター代表)が「浦和電車区事件は無罪。えん罪は政治を変えなければなくならない」と、あいさつしました。
集会には、多くの労働組合や議員の皆さんに参加していただきました。労働組合を代表して連合山梨・渡辺会長は、「労働組合運動がもっと力を持ち、民主党が政権をとるべきだ」と連帯のあいさつを受けました。また、議員を代表して、後藤衆議院議員は「6月5日の勝利を信じている。次の選挙で政権交代を実現し、公正・公平な司法に変えていこう」とあいさつをいただきました。また、数多くの支援・激励のメッセージをいただきました。
美世志会の小黒さんは「誰がこの浦和電車区事件を仕組んだのかはっきりとした。今年の2月、JR連合の委員長が公安部の刑事とホテルで密会していたことが明らかとなった。控訴審では、24の証拠が採用され、柳原元大宮地本委員長の証人尋問と3人の被告人質問を勝ちとった。このことから無罪判決を確信している」と決意を述べました。また、上原さんは「美世志会7名を訴えたYは自分の見習い運転士であった。Yに仲間、組合の大切さをわかってもらい、信頼関係をつくるために努力してきた。職場の仲間へついたウソに対する謝罪を求めただけ。脱退、退職は彼の意志。第一審有罪判決は国家の意志、美世志会は不正義とたたかっていく」と力強く決意を述べました。
参加者から「自分の経験から警察は信用できない。調書をストーリー通りに作り、言い分を聞き入れなかった。その結果、ゆがんだ調書となった。美世志会は堂々と無実を勝ちとってください」と激励の発言をいただきました。
多くの労働組合、議員の皆さん、市民の皆さんの参加で「控訴審勝利」に向けて連帯の輪が大きく広がりました。