反弾圧のたたかい

第26回公判報告

 12月2日、「JR浦和電車区事件」第26回公判が行われました。
 今回も早朝から傍聴券獲得のために多くの組合員・家族・「支援する会」の仲間のみなさんに並んでいただき、傍聴券を獲得。傍聴席から上原さんの背中を全体でしっかりと支えてきました。

 今回の公判では、前回に引き続き、上原さんに対する検察側の反対質問が行われ、真実を訴え、検察側のストーリーを覆しました。

的はずれな質問を繰り返す検察官

 分会の取り組みを地本の指示で「追求行動」を行ったと描こうとする検察側は、これまでの上原さんの供述により真実が明らかになったことで、検察側立証の限界が明らかになり、質問もポイントが絞れないなど、再三、裁判長に「質問を変えるように」と注意を受けていました。

 まさに、私たちの主張の正当性が確認されてきた結果であり、そのことに対する検察官の焦り・困惑が感じられる事態でした。

 さらには、本事件とは全く関係のないことをいたずらに持ち出し、関連性があると主張している検察側の主張に対して、弁護側から異議が出され、裁判長もその異議を受け入れ、検察側の主張を退ける場面もありました。
私たちの闘いが完全無罪に向かって着実に一歩一歩前進していることが確認されました。

 被告人質問は、まだ続きます。完全無罪を勝ち取るため、これからもしっかりがんばります。みなさまのご支援・ご協力をお願いいたします。

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