今年の仙台地本「旅のプレゼント」は宮城県、山形県の各県別で開催しました。 10月2日、宮城県石巻市「石ノ森萬画館」で開催された宮城県側を皮切りに10月12日には山形県大江町「大江町民ふれあい会館」で山形県側がそれぞれ開催されました。 各県側とも招待者みんなが、秋の列車の旅を存分に満喫し、ボランティア・スタッフとして参加した多くの組合員は、招待者との交流で助け合いの心や思いやりなど、現代社会において薄らぎつつある大切なものを感じ、ヒューマニズムを養うことができました。 「旅のプレゼント」は、単なるボランティアとしてだけではなく、取り組みを通じ、心身にハンデを持つ皆さんから社会の現状を学び、それを東労組の様々な運動に活かし、労働組合の立場から「全ての人に優しい社会づくり」の実現を目的とし、継続的な取り組みによって組合員や家族、そして地域にも定着してきました。 東労組運動の基礎である「抵抗とヒューマニズム精神」で、今後も「旅のプレゼント」を全組合員の力で継続させていきましょう! 10/2宮城県側旅のプレゼント 招待者・スタッフ合わせ約160名が参加 海岸を見ながら仙石線の旅を楽しむ 当日参加した招待者は普段はなかなか乗車することもできない列車に乗って、仙石線の旅をスタートしました。 車内イベントでは、パンダとの記念撮影、ピエロによるバルーンアート披露、旅のプレゼント記念乗車券の贈呈などを行い、みんなの歓声が上がる中、美しい海岸線を走る列車の旅を満喫しました。 イベント会場の「石ノ森萬画館」では、みんなで手作りの昼食を美味しく堪能した後、ミニ新幹線の乗車、萬画館見学、その他のイベントを存分に楽しみました。招待者からは「ボランティア・スタッフの献身的で温かい姿に感激した」「思い出に残る楽しい旅をありがとう」「旅のプレゼントを通じ、世間に失われつつある『心と心のふれあい』に改めて気づかされた」など多くの感想を頂きました。参加した組合員からも「この取り組みの重要性を実感した」「来年もまた参加したい」など、多くの感想が出されました。 10/12山形県側旅のプレゼント 招待者・スタッフ合わせ約120名が参加 風っこ号で秋の田園風景が広がる左沢線の旅を楽しむ 招待者を乗せた「風っこ号」は秋の田園風景が広がる左沢線を走り、パンダとの記念撮影、記念乗車券の贈呈などを行いながら列車の旅を楽しみました。 イベント会場の「ふれあい会館」では手作りの芋煮を堪能し、山形支部レールクラブによる「鉄道模型走行」を中心に様々なゲームやアトラクションで楽しんで頂き大満足の様子でした。また最後に青年部による「恒例よさこいソーラン」が披露され、招待者と一緒に踊ることを通じて、より一体感が生まれた旅のプレゼントとなりました。 招待者からは「素晴らしい取り組みだ」「ずっと楽しみにしていた。また参加したい」など多くの感想を頂きました。また多くの組合員からも「東労組の取り組みの正しさを感じた」「取り組みを通じて弱い人の立場に立つことができた」などの多くの感想が出されました。