JR東労組とJR総連の仲間は、12月31日~1月5日まで日比谷公園で設置された『年越し派遣村』にボランティアとして参加、各地方本部の多くの組合員が労働者として支援・連帯の活動を行いました。
派遣村実行委員会は集会を繰り返し意見交換を行い入村者の要望をまとめ、厚生労働省などへの要望書提出し、1月5日以降の衣食住の確保や相談窓口設置などの要求を実現しました。
また、野党議員からも、労働者派遣法の問題点の改善を取り組む姿勢が示されるなど労働者の要求が前進しました。さらに、1月5日に行われた国会への請願デモ行進にJR東労組からも参加し、連帯・支援の行動を行ってきました。 閉村式では実行委員会から「年越し派遣村」に入村した人は500名、ボランティアで参加した市民・労働者は1,692名(1/4現在)、労働相談者353件、生活保護申請者250名、2000万円を越えるカンパ金が集まるなど、多くの市民や労働者の支援・連帯によって、「派遣切り」で衣食住を奪われた労働者の命を救うことができた、と報告がありました。 労働者の連帯したたたかいが、政府を動かしました。今後も、労働者の連帯の輪を広め労働者の団結力で、労働者が使い捨てにされている社会を変えていきましょう。