はじめに…
私たちは、第二次世界大戦において旧日本軍が中国の人々に対しておこなった非道な罪を償い、現地に立ってその歴史を学ぶため1996年より「中国平和研修」を実施してきました。
そこで私たちはこの史実を踏まえ、二度と同じ過ちを繰り返さず、真の世界平和・中日間の友好の架け橋として、そして中国の子供たちのために「小学校」をプレゼントすることにしました。
1998年4月には世界平和と中日友好実現のために、中国教育プロジェクト(希望行程)に賛同し、希望小学校建設援助を実施しました。建設援助にあたり、JR東労組組合員5万4千名(当時)は「一人一週間10円カンパ」を展開し、定期的に街頭募金活動などもおこないながら、広く一般市民にも支援を呼びかけました。
その結果、中国国内に19校の「緑の風希望小学校」を建設することができました。 以来、各希望小学校とJR東労組の各地方本部間では、10年間継続した相互交流をおこなっており、日中両国の子供たちを主体とする「日中友好平和の架け橋運動」を推進しています。
子供たちの笑顔のために19校の緑之風希望小学校をつくりました
中国の子供たちとの交流は今も続いています
【主な交流内容】
〈訪中〉
竣工式参加、花壇贈呈、友好植樹、昼食交流、体育・文化交流、スポーツ用品寄贈、授業参観、図書・文具贈呈、図書館開設など
〈訪日〉
招待、中国青少年発展基金会、緑の風希望小学校の教師、生徒との交流
交流している各地本と19校の『緑の風希望小学校』