労働者の連帯で
労働組合への弾圧を跳ね返し
安全な鉄道を確立しよう!
11月11日~14日、第19回日韓職種間交流(運輸・車両)を行い運車部会から7名が参加しました。11日はソウル都市鉄道トボン車両基地、12日は、韓国鉄道ソウル機関士事務所、スセック車両基地、そして鉄道労組本部を表敬訪問し意見交換会を行いました。意見交換終了後、韓国労働者大会前夜祭に参加しました。
翌13日は、東大門平和市場に建設された金泰壹の像前で、同志に黙祷を捧げました。その後、西大門刑務所跡を見学、午後からソウル駅前で行われた公共連盟と公務員労組の共同集会とデモ行進に参加しました。デモ後、韓国労働者大会本大会に合流しました。
職種間交流では、会社の概要の説明と職場見学を行い「検修業務が新型車両の導入や外注化などの効率化や新たな事業展開への配置転換が行われ技術力の低下によって車両故障が発生するなど営利優先の会社体質が安全を低下させている」乗務員職場では「運転免許制度の法整備により、管理者が免許取得をし、ストライキ対策を準備している」また、「事故を起こした運転士の配置転換など、責任追及が行われている状況」が報告され、JR東労組の原因究明委員会の取り組みなどについて、意見交換を行いました。
韓国の鉄道でも効率化や労働組合活動に対する規制などが行われています。国は違っても会社経営陣の手法は同じです。今後も鉄道労働者として、鉄道の安全確立や労働運動を強化していくことを確認しました。
韓国労働者大会では、イ・ミョンバク政権に代わる労働者のための政権の樹立を目指し、非正規雇用や外注化に反対し、解雇者の職場復帰を勝ち取るために、あらゆる弾圧に抗して闘いに決起し、労働運動の連帯と更なる飛躍をするため、共に闘うことが確認されました。