10月12日~17日、10年度本部US修了者フィリピン研修を開催しました。
初日は、首都マニラのトンド地区にある「スモーキーマウンテン」と呼ばれるゴミの山に行き、そこで暮らす人々と交流しました。新自由主義が巻き起こした格差社会の底辺には貧困社会が渦巻き、仕事がない状況やその中で懸命に生きる労働者の家庭の現実を知りました。
またメトロ鉄道労組や運輸労働組合、フィリピン国鉄労組と交流し、鉄道労働者でも10年働いても非正規労働者だといった厳しい現状の中で、労働組合を立ち上げ闘っている仲間から労働者の闘いを学びました。そしてフィリピン労働者の闘いの歴史や太平洋戦争の激戦地コレヒドール島で日本と米国フィリピンの戦争の歴史も学びました。
今回参加した25名は、研修で学んだことを糧に、職場から美世志会と東海労加藤さんの完全無罪を勝ち取るたたかいにつなげていくことを参加者全員で確認しました。