国際交流・連帯・平和

暴力・テロ容疑のでっち上げを許さない!
~在日タイ大使館へ要請行動~

 7月15日JR東労組とJR総連の代表はタイ国鉄労組顧問・ソムサック・コサイソク氏はじめ4人の労組リーダーを含む35人のタイ民主主義のための市民連合(PAD)指導者へ、警察からの呼び出しに抗議し在日タイ大使館に抗議行動を行いました。
 タイ警察はソムサック氏たちPAD指導者に昨年秋スワナプーン国際空港など2つの空港での座り込みの際、暴力、テロの容疑があるという理由です。しかしPDA支持者たちの空港「占拠」は、統制のとれた行動であり、暴力も破壊行為もありません。あったのはPAD支持者に対するタクシングループからの爆弾を使った暴力であり、PAD支持者1名が死亡し多数が傷つけられました。
 したがってタイ大使館に、ソムサック氏たちは暴力も破壊行為もしていない。警察への出頭命令および暴力やテロ行為の容疑を直ちに撤回するようにアピシット首相に伝えてくれるように要請しました。
 会談した公使参事官ブラシュッテボーン氏は、私たちの要請に耳を傾け、手紙を受け取り、その内容について本国政府に伝えることを約束しました。またこの問題を平和的に解決するよう大使館も努力するようお願いしました。
 多くのタイ労働組合がタクシン前首相の不正を糾弾し、民主主義を求めるPADの運動の先頭にたってたたかいました。今回呼び出しを受けた労組指導者は以下の4人。私たちはタイ政府による不当弾圧は許しません。
 □ソムサック・コサイソク国鉄労組顧問、サッビット・カエワラン国鉄労組委員長、チャムスリ・スクチョリラットタイ国際航空労組委員長、シリチャイ・マインガム電力労組委員長。

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