JR東労組は、5月27日ビルマ国民民主連盟(NLD)日本支部の呼びかけに応じ、JR総連と共に「アウン・サン・スー・チー氏並びに政治囚の即時釈放を求める緊急行動」に参加しました。軟禁期限が近づいた民主化運動の指導者であるアウン・サン・スー・チー氏が、来年の総選挙に立候補して勝利することをおそれた軍事独裁政権が、不当に逮捕したことに対し、国際世論も非民主的だと非難しています。集会には在日ビルマ人の個人・団体や連合、国際人権擁護団体、市民団体など、500人の参加者が続々と集まり、スー・チー氏の逮捕、起訴に対する危機感を強く感じました。民族衣装を身につけたビルマの人たちからは、自分たちの国を自分たちでしっかり創るという意志が伝わって来ました。集会に続き日比谷公園に向けデモ行進を行い、シュプレヒコールで「全ての政治囚の釈放」「1990年の総選挙結果の尊重」「ビルマの国民的和解」「民主化に向けた日本国特使の派遣」などを沿道の市民に訴えました。