労働条件向上

不安定雇用は不安全につながる!私たちを使い捨てないで!
 グリーンスタッフ組合員が国会議員に訴える11.17院内懇談会


懇談会の会場に思いを込めて貼りだした横断幕

 11月17日、衆議院第二議員会館会議室に90名を超えるグリーンスタッフ組合員が参加し、有期契約労働者を保護する法の早期整備を求める懇談会を開催しました。懇談会にはJR総連の仲間たちはじめ、約30名の国会議員・秘書が参加し、グリーンスタッフ組合員の声に耳を傾けました。
 グリーンスタッフ組合員は、「5年前、就職が決まり家族全員で喜んだ。しかし来年3月31日で契約終了、首になる。まだ両親にこのことを言えずにいる。頑張って仕事をしていれば正社員になれると期待し、正社員の新人教育も任され、一生懸命にやってきた結果が雇用解除だ。鉄道会社にとって駅はいのち。駅を経験の浅い契約社員任せにする会社はお客様第一、安全輸送というが現場を支える私たちの身になって考えていない」「こうした横暴が許さなういため一刻も早く法整備を」と怒りをこめ、切実な現実を訴えました。
 参加した国会議員は、みなJR東日本という鉄道会社の駅職場の実態を聞き、事態の深刻さに驚きを隠せず、「安心して働ける雇用体制を保障していく法整備のために取り組んでいく」決意が述べられました。とりわけ田城参議院議員は、自らの出身支部である池袋支部のグリーンスタッフ組合員の不幸な事態に声を詰まらせ「非正規の仲間を守るためしっかりと取り組む」と熱い意志を語っていました。
 また懇談会には全国ユニオン、派遣ユニオンの代表も駆けつけていただき、連帯のあいさつをいただきました。署名行動、街宣行動等で私たちの訴えは社会的にも拡がりをみせています。すべての働く者の問題として、全組合員でたたかっていきましょう。

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