JR東日本の労働時間短縮
JR東日本発足時の所定労働時間(加重平均)は2,088時間で、年間の休日数も95日しかありませんでした。
さらに、勤務によっては2300時間も超えることもあり、不公平感が目立ちました。
JR東労組は年休の数の拡大と労働時間の短縮を求める交渉を行ってきました。
その結果、1993年には所定労働時間は2000時間を切り、年休も117日以上になりました。さらに96年には、他の企業に先駆けて1900時間を切ることができました。
闇雲に条件改善を求めるのではなく、現場実態を踏まえ、段階的に改善を求め交渉したことが一因です。
(「労働条件改善のあゆみ2019」2ページ~3ページ)
- 投稿日: 2019年11月28日 木曜日
- カテゴリー: 労働条件改善の歩み